依頼者情報：福井県　30代女性

依頼目的	休日の行動に不審な点がある夫の素行を調査してほしい
必要証拠	不貞行為の証拠
調査期間	1か月半
調査方法	対象者の車両位置確認および現場での証拠収集
調査費用	430,000円（税別）

依頼内容

依頼者の女性は、突然夫から別居を提案されたことをきっかけに、それまではなんとも思っていなかった行動が「実は普通ではなかったのでは」と思い至り、調査を依頼してきました。

ある日依頼者様は、対象者から「仕事や育児で少し疲れてしまったから別居したい」との申し出を受けました。
対象者いわく、決して離婚までは考えておらず、夫婦関係を一度見直すのが目的の前向きな別居である、とのこと。
しかしながら、依頼者様からしてみればあまりにも唐突な申し出であり、その理由も納得できるものではありませんでした。

「これは何か裏がある」そう考えた依頼者様は、「そういえば」とある出来事を思い出したのです。

対象者の仕事は土日が休みなのですが、日曜日の22時頃になると対象者は家を出て、車で30分程度の距離にある職場に向かうことが頻繁にありました。
そしてそのまま職場で車中泊し、月曜日の朝に出勤していたのだそうです。
なぜ、わざわざそんなことをするのかと聞くと「月曜日の朝はほかの車が多くて、通勤に時間がかかるのが嫌だから」との返答。
当時の依頼者様は、何も不自然に思わなかったそうですが、別居を言い渡されたのをきっかけに「あの行動は普通ではない」と思い至ります。

「日曜日の夜に、夫が本当は何をしているのかが知りたい」と思った依頼者様は、弊社への依頼を決断されました。

調査内容

弊社はまず、日曜日22時以降の対象者の行動を把握するために、2週に分けて、合計2回の調査を実施する計画を立てました。
この調査で不貞行為が確認された場合は、さらなる証拠収集のために調査を継続する、確認できなければ終了するという流れです。
依頼者様も、対象者に怪しいところがあるとは思っていたものの、ご依頼の時点では不倫までしているとは考えていなかったため、このような進め方となりました。

結果として、1回目の調査にて、対象者がある女性とともにラブホテルへ行く現場を確認。
不貞行為が確実なものとなったため、依頼者様にも了承を得たうえで、証拠収集および第二対象者の身元確認を目的とした、本格的な調査へと移行しました。

合計１か月半にわたる調査の末、両名は毎週日曜日になると、ラブホテルに向かう、あるいは第二対象者の住まいの近くの公園にて、車内で一晩過ごすことがあると判明します。
いずれにせよ不貞行為には変わりないため、その複数回の現場を証拠として押さえて調査を終了しました。

なお、第二対象者は、対象者と同じ職場に勤める女性であるとわかりました。
対象者よりも10歳ほど年下であり、職場では上司・部下の関係にあったものと思われます。

調査後対応

依頼者様からは「夫に調査結果を伝えて、反応を確認してから今後の対応を決めたい」との意向を伺っていたので、まずは調査内容を対象者に伝えました。

対象者は「相手の女性と一緒になるつもりはない」と言い、不貞行為に及んだことを謝罪。
依頼者様は謝罪を受け入れ離婚には至らず、また第二対象者に対しても慰謝料は請求しませんでした。
ただし、対象者には誓約書を書かせて、今後また不貞行為が発覚した場合は、慰謝料を支払ってもらうように取り決めたとのことです。

なお、上記のやり取りのなかで対象者から「別居を申し出た件と不倫は関係ない」との旨が伝えられました。
「自分の余裕がないときに、仕事や家事で疲弊していたり、愚痴をこぼしたりする妻を見るのが、精神的につらかった」というのが、別居の本当の理由だそうです。

これが真意だったのかどうかは、今となっては定かではありません。
ですが、この発言を受けた依頼者様は、今後はお互いに配慮しあっていくことを約束し、夫婦関係の改善に向かって歩み始めることとなりました。

まとめ

今回の事例のように、何かしらの出来事をきっかけに、それまでは違和感を抱くことがなかったパートナーの行動が、実はおかしいのではないかと気づくケースは多々あります。
「改めて考えてみると気になることがある……」と思い当たる節があるなら、一度きちんと事実関係を確認してみてはいかがでしょうか。

パートナーに浮気や不倫の疑いがあるときは、北陸総合興信所オーウェルにぜひご相談ください。
福井県をはじめとする北陸3県であれば、どこへでも駆けつけて、依頼者様が納得されるまで調査させていただきます。

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