依頼者情報：福井県　20代女性

依頼目的	交際相手の男性が不貞行為に及んでいないか調査してほしい
必要証拠	不貞行為の証拠
調査期間	3日間
調査方法	対象者の行動調査
調査費用	180,000円（税別）

依頼内容

今回の依頼者の女性は、「以前から浮気癖のある交際中の彼氏が、現在も不貞行為を行っているのではないか」と疑念を持ち、調査を依頼してきました。

依頼者様は、今回の対象者である彼氏とは結婚を前提に5年間ほど交際しており、その期間内で何度も浮気されたという過去があります。
そのため、対象者の浮気癖を懸念し、互いにスマートフォンの位置情報を共有していたそうです。
ところが時折、対象者の位置情報が途切れ、現在地がわからなくなることがあったのです。
位置情報が切れるたびに、理由を尋ねていたそうですが、のらりくらりとはぐらかされてしまい、依頼者様は次第に不信感を募らせていきました。

とはいえ、位置情報を確かめるにはGPS機能を利用するので、電波状況の悪い場所にいる場合は確認できないこともあり、それだけでは浮気と断定することはできません。
このように、直接的なきっかけがあったわけではありませんが、以前の不貞行為を考慮した結果、弊社へのご相談に至ったのです。

また、依頼者様と対象者は婚姻関係になく、慰謝料を請求できないということもあり、費用感を鑑みて調査期間は合計で3日間という契約となりました。

調査内容

対象者はお酒が好きで、週末や休日には車を使って繁華街まで飲みに出かけて、運転代行サービスを使って帰ってくることが多かったそうです。
実は、位置情報を確認できないタイミングは、飲みに出かける日に起こっていました。
そのため、弊社では対象者が車で繁華街に出かける日を狙って、行動調査を実施することにしたのです。

しかし、飲みに出かけるタイミングは、予想できても完璧に把握できるわけではありません。
調査期間は合計で3日間という契約でしたので、限られた時間のなかで確かな証拠を押さえる必要がありました。
今回のケースにおいては、依頼者様から「今日お願いします！」とご連絡をいただいた際に、すぐに動ける調査員が現場に赴く方法をとったのです。

結果として、この3日間のうち最初の2日間で、友人たちと居酒屋で飲食し、そのあとはキャバクラに出入りしている様子を確認できました。
そして調査の最終日はこれまでとは異なり、対象者一人で居酒屋を訪れたあと、例のごとくキャバクラに入っていきます。
しばらくして、従業員と思われる女性とお店を出てきたのですが、あろうことかそのまま二人でラブホテルに向かい、一夜を明かして帰って行ったのです。
3日間の調査の末、対象者の不貞行為の瞬間を押さえられたのは、この1回限りでした。

今回の依頼者様は、対象者とはまだ結婚されていない状態でしたので、第二対象者、つまり件のキャバクラの女性に、慰謝料は請求できません。
そのため、今回は対象者の不貞行為を確認した時点で調査を終えました。

調査後対応

依頼者様は、そもそも弊社にご依頼いただく時点で、調査結果が出たあとの対応について、深く悩んでいるように見受けられました。
というのも、対象者に慰謝料を請求できないことにくわえて、もし調査結果を提示しても言い逃れされたら、泣き寝入りするしかないからです。
さらに、弊社に調査を依頼した事実はもちろん、その調査結果を対象者に伝えることで「嫌われてしまうのではないか」と、恐れている様子でもありました。

依頼者様は熟考の末、調査を頼んだことは対象者に伏せたまま、「友人がたまたま見かけたという体で話す」とご決断されました。
探偵に依頼してまで掴んだ不貞行為の証拠でしたが、それを伏せて伝えることで、あわよくば対象者に、自白して心を入れ替えてほしいという願いがあったようです。
弊社としては、万が一対象者が知らないふりをした場合のリスクをお伝えして、依頼者様に納得していただいたうえで、意向を尊重いたしました。

まとめ

今回の調査のポイントは、依頼者様と対象者が婚姻関係になく、不貞行為が発覚しても慰謝料を請求できない点です。
つまり依頼者様は、不貞行為による慰謝料請求が目的ではなく、今後の二人の未来を危惧して、対象者から浮気癖が抜けきっているという事実を確認したかったのです。

北陸総合興信所オーウェルでは、本事例のようなカップルからご相談をいただくことも少なくありません。
第二対象者の特定が必要ないぶん、短期的な調査で証拠を掴むことが可能です。
婚前調査にも対応できますので、パートナーの素行に不安を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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