距離を感じさせるそぶりが増えた妻。入念な調査により不倫が発覚。

依頼者情報：石川県　40代男性

依頼目的	自分に対する態度が明らかに悪くなった妻の素行を調査してほしい
必要証拠	不貞行為の証拠
調査期間	2か月半
調査方法	24時間体制での対象者の車の位置把握及び証拠収集
調査費用	580,000円（税抜）

依頼内容

依頼者の男性は、今回の対象者である妻が不倫している可能性を疑い、調査を依頼してきました。

ことの発端は、弊社に依頼が寄せられる数か月前に遡ります。
依頼者様は、妻の態度がその頃からあからさまに変わったと感じるようになったそうです。
LINEでのやり取りや電話での応答が素っ気ないものになったり、愛し合う回数が減ったりと、明らかに距離を置かれはじめたとのこと。

こうした態度がしばらく続いたため、依頼者様は妻の不倫を疑うようになり、弊社へ調査を依頼したという経緯があります。

調査内容

まずは、対象者の日頃の行動パターンを把握するべく、日常的に利用している車の移動状況や、対象者本人の動向を、24時間体制で監視しはじめました。
ところが、1か月ほど調査しても、特に怪しい行動を発見することができなかったのです。

この事態を受けて依頼者様は、「妻は勤務中に不倫相手と接触しているかもしれない」と考えられ、勤め先も調査してほしいと弊社にさらに依頼してきました。

ですが、勤務中に不倫相手と接触するというのは、あまりにも非常識な行動であり、早々起こりえることではありません。
実際、今回と同じような状況で、結局すべて依頼者様の思い込みに過ぎなかった、というケースも過去にありました。
しかし、今回の依頼者様はあくまでも冷静に状況を分析されており、取り乱すような様子も見られなかったため、ご要望通り勤務中の動向調査の実施を決定します。

数回にわたる調査の末に、対象者がお昼の休憩時間中に、職場の近くにある月極駐車場に車で移動することがあると判明。
移動後の様子も調査した結果、その駐車場で対象者の車に乗り込む男性の姿を確認しました。
対象者はその男性と、車内で1時間半ほど一緒の時間を過ごしたのちに、勤務先へと戻っていったのです。

相手の男性についても調査すると、週に1～2回その駐車場に訪れているとわかり、不倫関係にあるのは明白だと判明しました。
弊社は、駐車場で両名が接触している瞬間を証拠写真として押さえましたが、より確実な証拠を得るため、対象者の車に録音機材を取り付けてもらうよう、依頼者様に協力を要請。
この試みによって、不貞行為中の音声も証拠として押さえられたので、調査を終えました。

調査後対応

当初から、依頼者様には離婚する意思がなかったので、調査後も対象者との夫婦関係は継続し、仲を改善していこうという運びになりました。

不倫相手への慰謝料請求は行ったものの、ここで少しネックとなったのが、集めた証拠の法的な効力の弱さです。
ラブホテルへのチェックインやキスの瞬間の写真は、十分な証拠能力を有していますが、今回は、そういった直接的な場面の証拠は押さえられていません。
また音声も、写真と比べると証拠能力は弱いと言わざるを得ないのです。

そうした事情を踏まえて、今回は法廷闘争ではなく、示談によって慰謝料の交渉を進める方針となりました。
結果的に示談は問題なく成立し、提示した額面通りの慰謝料を、不倫相手から受け取ることに成功します。

なお、この事例では、対象者の車に録音機材を取り付けましたが、「それは違法行為にならないのか？」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、車が依頼者様夫婦の共有財産であったため、依頼者様が録音機材をつけることには、法的になんの問題もないのです。
しかし、第三者の車に、無断で録音機材を取り付けるのは違法です。
当然弊社では、そのような調査は実施いたしませんので、ご安心ください。

まとめ

調査の初期段階では怪しい動きを発見できなかったものの、最終的には不倫の実態を明らかにできたのが、この事例の特徴でした。
依頼者様を信頼し、調査を打ち切らなかったことが、成果につながったと言えます。

また今回のように、収集した証拠の法的な効力が十分ではないケースも、少なくありません。
弊社は法的なサポートにも長けておりますので、そうした場合でも、トラブル少なく示談や交渉を進めることができます。

「調査だけじゃなくて、交渉までしっかりサポートしてほしい」とお考えの方は、ぜひ弊社までご相談ください。
北陸3県からの依頼はもちろん、それ以外の地域からの依頼もお待ちしております。

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