不倫の疑いが生じてから不審な動きを見せない夫。臨機応変な調査で職場内不倫が発覚 | 石川県金沢市・富山県・福井県の探偵｜浮気調査の実績多数

公開日：2024/08/29

更新日：2024/11/21

依頼者情報：福井県　50代女性

依頼目的	夫に不倫の疑いがあるため調査してほしい
必要証拠	不貞行為の証拠
調査期間	5か月間
調査方法	車両位置確認調査、現場での証拠収集
調査費用	470,000円（税別）

依頼内容

依頼者の女性は「夫が不倫しているかもしれない」と疑い、弊社に調査を依頼してきました。

普段から仲が良く、休日も共に過ごすほど円満な関係だったご夫婦。
しかし、あるとき依頼者様は、隣で寝ている旦那様、つまり今回の対象者の手元にあるスマートフォンに目が留まります。
そこにはLINEの画面が表示されており、「もう少しで会えるね」「会えなくて寂しい」といった文面が、ハートマーク付きで記されていました。
明らかに女性からと思われる文面ですが、名前は“〇〇建設会社”となっており、しかも以前までのやり取りはすべて削除されているのです。
仕事関係の連絡にしては、送られてきている文面はもちろん、履歴を削除している点があまりにも不自然です。

これを不審に感じた依頼者様から、「夫の素行調査と、相手の女性の特定を依頼したい」と、相当ご立腹の様子で弊社にご相談いただきました。
不倫の疑いがある状態ではあったものの、お話を進めていくなかで、依頼者様の口から出る言葉の端々からは、対象者への愛情を感じられたことを覚えています。
当初はお怒りでしたが、「不貞行為が判明したとしても、離婚する意思はない」とのことでした。
とはいえ、依頼者様の今後の対応のために、法的な証拠を集めていくことをお約束いたしました。

調査内容

対象者は、仕事に出たあと、帰宅する時間が遅くなることが定期的にあったそうです。
通勤に車を使用していることから、対象者の車両位置確認調査を主として、疑わしい場所に向かったら、調査員が現場に赴くという方法をとることにしました。
万が一不貞行為が行われていた場合、そこで決定的な証拠を掴めると踏んだわけです。

ところが、いくら調査を進めても対象者に不審な動きがまったくないまま、当初の契約期間である2か月が経過してしまったのです。
しかし、依頼者様が見たLINEの文面から、やり取りしている相手が異性であるのは疑う余地がなく、特別な関係であることは言うまでもありません。
「このまま調査を進めれば、必ず接触するタイミングがあるはず」と考えた我々は、調査の継続をご提案し、依頼者様にもご納得いただきました。

そして、調査が3か月目に突入したとき、事態は大きな局面を迎えます。

対象者は、まれに土曜日にも出勤しており、この日もいつも通り家を出発して昼過ぎまで業務にあたっていました。
仕事を終えた対象者は車に乗り込み、そのまま帰宅するのかと思った矢先、なんとラブホテルに入っていったのです。
対象者が入室したあと、同部屋に入った女性、つまり第二対象者を調べたところ、勤務先が対象者と同じであることも判明しました。

そこで弊社は、第二対象者が使用している車にも、車両位置確認調査の実施を決断します。
その結果、新たな事実が浮上しました。
調査対象の二人は、業務の前、あるいはあとに、第二対象者の車で職場近くの駐車場へ行き、約15分間という短い時間ですがほぼ毎日接触していたのです。
ただ、これだけでは不貞行為の証拠としては不十分です。
明確な証拠を押さえるため、合計5か月間にわたる調査の末、ラブホテルに二人が入っていく様子を3回確認することに成功しました。

調査後対応

今回の調査結果を依頼者様が提示したところ、対象者からは誠心誠意の謝罪があったそうです。
しかし、このままでは納得のいかない依頼者様は、第二対象者も交えた話し合いの場を設けます。
そこでは、職場内での不貞行為ということもあり、「仕事以外では接触しない」という内容が含まれた誓約書を、両者に書かせたそうです。
この誓約書の内容から汲み取れるのは、対象者との不貞行為が判明していながら、第二対象者は仕事を辞める意思がなかったということです。

依頼者様から第二対象者に対して、退職を強要することはできないので、第二対象者が自分の意思で仕事を辞さない限り、依頼者様の心中は穏やかではないでしょう。
そのような心境のなか、今回の事例では依頼者様の希望通り離婚はせず、また第二対象者に対して慰謝料を請求することもなかったと伺っています。

この事例において、対象者の不貞行為は事実であったものの、依頼者様の寛大な心が、事態を収束させたといえます。