ストーカー被害に遭っていると感じたらとるべき対処法
この記事では、ストーカー被害に遭っていると思った際に行うべき対処法をご紹介します。
ひょっとしたら、自分はストーカー被害に遭遇しているかもしれない…と思っている人はいませんか。
ストーカーの悩みは、自分だけで抱え込んでいても決して解決はしません。
反対に、段々と加害者の行動がエスカレートする、という可能性もあるのです。
本記事では、ストーカーとはどんな行為を指すのかを解説するとともに、ストーカー被害に遭遇しているかもしれない、と思った際の対処法、および、具体的なストーカー対策について、ご紹介します。
ストーカー被害を受けて悩んでいる人や、ストーカー対策について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
どのような行為がストーカーか
ストーカー行為とは、具体的には、以下のような「つきまとい」の行為を繰り返し行うことを指します。
【ストーカ行為にあたるもの】
- つきまとう・待ち伏せる・押しかける・うろつく
- 監視していると、相手に告げる
- 面会や交際等を相手に要求
- 面会や交際等を相手に要求
- 無言電話、電話やFAX、メールの送信等を繰り返す
- 汚物など不快に感じるものを送付する
- 名誉を傷つける言動をする
- 性的羞恥心を侵害する
1.つきまとう・待ち伏せる・押しかける・うろつく
特定の相手への尾行、つきまとい、また待ち伏せを指します。
具体的には通勤、通学途中である相手を待ち伏せする、自宅および職場、学校に押しかける、付近をウロウロする、見張る、といった行為を指しています。
2.監視していると、相手に告げる
相手が帰宅したタイミングで、「おかえり」と電話をかける、相手がその日はどんな服装で、何をしていたのかを相手に話すなど、「監視されているのではないか」と、相手を不安にさせる言動も、ストーカー行為です。
3.面会や交際等を相手に要求
相手が拒んでいるのに、交際や面会、復縁を迫る、またプレゼントを受け取るように要求することも、ストーカー行為として定義づけられます。
4.相手に粗野な言動を行う
相手の自宅の前で、クラクションを鳴らす、大声で叫ぶなど、相手に恐怖を与える言動も、ストーカー行為になります。
相手に「バカ野郎!」など、暴言を浴びせることも含みます。
5.無言電話、電話やFAX、メールの送信等を繰り返す
相手に何度も繰り返して無言電話をかけ続けることはストーカー行為に定義されます。
また、相手が嫌がっているのに、自宅や職場に繰り返し電話をかける、メールやFAXを送信する、SNS等に書き込むことも、ストーカー行為です。
6.汚物など不快に感じるものを送付する
動物の死体、汚物など、相手に嫌悪感や不快感を抱かせるものを送ることも、ストーカー行為に定義されます。
車に汚物を付着させる、などといった行為も該当します。
7.名誉を傷つける言動をする
相手の名誉を傷つける、もしくは中傷するような事柄を文書で届ける、インターネットに書き込む、色々な人に吹聴することも、ストーカー行為のひとつとして挙げられます。
8.性的羞恥心を侵害する
これは、相手の性的にはずかしめようとする言動を指します。
【性的羞恥心を侵害する行為】
- 卑猥な写真を自宅および職場に送ったり、インターネットに掲載したりする
- 手紙や電話で卑劣な言葉を投げかけ、相手をはずかしめようとする
- 相手が望んでいないのに性的に恥ずかしい、という気持ちにさせ、精神的に不安定にさせる
以上があてはまります。
関連記事>>ストーカーになりやすい人、特徴や共通点など
ストーカー被害に遭っていると感じたらとるべき対処法
もし、あなたがストーカーの被害に遭っていると思ったら、そのまま放置してはいけません。
速やかに、ストーカー対策を行うことをおすすめします。
【ストーカー対策】
- 一人で行動しない
- 防犯グッズを携帯する
- 知り合いや専門機関に相談する
- 証拠や加害者の情報を集めておく
- SNSに投稿しない・過去の投稿を削除する
1.一人で行動しない
ストーカーの中には、相手と接触を試みる人も多くいます。
ストーカー被害に遭っている、と思った際は、できるだけ一人で行動しないよう気を付けましょう。
特に、夜道や人通りの少ない道は注意が必要です。
2.防犯グッズを携帯する
今は、ストーカー対策に活用できる、色々な防犯グッズが販売されています。
それらのグッズを身に着けて、自分の身を守ることが大切です。
3.知り合いや専門機関に相談する
ストーカー被害に遭っている、と感じときは、速やかに専門機関に相談しましょう。
また、たくさんの信用がおける人に相談しておくことも大切です。
もしも、ストーカーとの間に共通の知人が複数いる場合は、相手に面識がない人を選んで相談しましょう。
重要なのは、「自分がストーカーの被害を受けている、ということを、色々な人が記憶してくれている」状況にすること。
そうすることで、何らか危害を加えられた際には、複数の人があなたの証人となり、あなたに有利な証言をしてくれることが期待できるからです。
4.証拠や加害者の情報を集めておく
警察や弁護士などの専門機関に相談する際、説得力を持って訴えることができるよう、ストーカー被害の証拠となるものを、できるだけ集めておきましょう。
届いたメールや書き込みのスクリーンショット、送られたものなど、どんな些細なものでも証拠として保管しておくことです。
また、加害者の情報を収集しておくことも大切です。
相手の素性がわかっている場合は容易に情報が集まりますが、正体不明の人からストーカー行為を受けているときは、相手の特定が難しくなります。
そんなときは、細かいことでも構わないので、相手に関する気付きや、特定できるヒントになりそうなものを収集しておきます。
相手を見かけたことがある場合は、体格や顔つき、おおよその年齢をメモしておくとよいでしょう。
関連記事:ストーカー被害の解決方法
5.SNSに投稿しない・過去の投稿を削除する
ストーカーは、対象者の情報をSNSから入手する、といわれています。
そのため、SNSの利用を可能な限り控えるのは、有効なストーカー対策といえるでしょう。
ストーカーは、情報を集めるために、なりすましアカウントなどを使うケースもあります。
できれば、アカウントを削除することがおすすめです。
ストーカー被害に遭わないための方法
ストーカー被害に遭遇しないためには、常に警戒心を持っておくことが大切です。
仲良くなった人とどんどん距離を縮めたい、もっと親密になりたい…と思うのは当然のことですが、そこはぐっと我慢して慎重に行動しましょう。
少しでも怪しいと思ったらすぐに距離をとれる、それくらいの警戒心を持っておくことが、ストーカーの被害に遭遇しないためのポイントです。
迷ったら探偵事務所がオススメ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、ストーカー対策についてご理解いただけたと思います。
ストーカー問題は、決して一人では解決できません。
しかし、確たる証拠がないと、警察もなかなか腰を上げてくれないのが現状です。
そこで、おすすめしたいのが探偵事務所です。
探偵事務所では、ストーカーの調査および証拠や加害者の情報収集も行っています。
証拠が揃えば警察への被害届提出もスムーズです。
ストーカー被害に悩んだときは、探偵事務所に相談してみるのがおすすめです。
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